賭け麻雀は違法なのか

麻雀で賭けるのは違法なのでしょうか。

法律の話をすればこれはもちろん違法です。

賭博罪という罪に当たるからなのですが、より突き詰めて言えば、何か偶然によって結果が左右されるような物事に対してお金を賭けて勝負をすることが賭博となり、まさにこれに該当するために罪となるのです。

もちろん麻雀は決して偶然だけによって結果が決まるわけではなく実力の要素もあります。

よく、このゲームは運と実力のバランスが非常によく取れていると形容されることもあるくらいです。

ですが、法律上は実力の要素があるかどうかは関係がありません。

とにかく偶然の要素がありさえすれば、実力の要素もあろうがなかろうがこの罪の対象になるのです。

ところが実際にはどうでしょうか。

仲間内でやったことがあるという人は多いでしょう。

仲間内でのゲームは誰かが密告でもしない限りは警察も知りようがないだろうという見方もできますが、街中には雀荘があります。

そしてそこでは単にゲームだけが行われているのではなくお金が動いていることはほぼ公然のものとなっています。

一体どういうことなのでしょう。

警察は無知蒙昧の輩に過ぎないのでしょうか。

それとも雀荘の経営者が警察に裏金を掴ませているとでもいうのでしょうか。

これは、賭博というものが一体なぜ罪なのかという根本のところに原因があります。

賭博がどうして罪なのかというと、社会不安を煽るからです。

短時間で努力もすることなく大金を得られたとなると、真面目に労働しようとする意欲は失われてしまうかもしれません。

逆に大金をすったとなると自暴自棄になって犯罪行為に走る人が出るかもしれません。

こういう社会になるのは問題ですから罪とされているわけです。

ところが一方で真面目なだけでは人生は味気なく、つまらないものに感じるのもまた人間です。

適当なレベルの射幸心はあっても問題ないと考えられていることもまた事実で、実際に競馬や競輪などの公営競技、パチンコやパチスロ、宝くじなどは、形式的には賭博以外の何物でもないものの、特別に認められているのはそのような理由もあるからです。

同じような賭け事で認められているものがあるにもかかわらず、ただ画一的に法律違反だからという理由で罪に問うのはある意味でバランスを欠いています。

もちろん警察の人員にも限りがあり、全ての犯罪行為を100%取り締まることはできないというのも理由の一つです。

赤信号の交差点を自転車で渡るのは道路交通法違反ですが、常に捕まるわけでもないでしょう。

それと似たような話です。

ということで、既に認められているような賭け事と同じようなレベルか、それ以下のレベルでしかお金が動かないようなものであれば、雀荘であれ仲間内での麻雀であれ実際には見逃されているということになります。

あくまで見逃されているだけであって合法だというわけでは決してありませんから、その点にはよくよく注意する必要があるでしょう。